お米を食べようキャンペーン

お米大好き人間。米料理やご飯のお供を紹介します。

【家ご飯】鰻丼 ~土用の丑の日~

2度目の家ご飯の紹介です。

f:id:mocchis0:20190728001615j:plain

鰻丼。家族が作ってくれました!

いつもはないのですが、なぜか今回に限って玉子が乗ってます。

本日7月27日は土用の丑の日

皆さっぱりしたものが食べたい夏の時期、商売あがったりの鰻屋に泣きつかれて、平賀源内さんが「土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる」と宣伝したところ、大ヒットして現在に至る。というのは有名なお話ですね。※由来については諸説あるようです。

ところで「土用の丑の日」が何の日かというと、

土用は立春立夏立秋立冬の前の2週間程度の期間で、夏だけでなく四季に一度ずつある一定の期間のことです。木・火・土・金・水の五行のうち土の気が盛んになるため土を動かす工事などが忌まれます。ただし着工が土用前なら大丈夫、という抜け道があるため、梅雨が終わると土用前に地鎮祭をして家を建て始めてしまうことが多いようです。節分が年に4回あるのに2月の節分だけ「節分追儺祭」で有名になったのと同様に、土用の丑の日のおかげで夏の土用だけが抜きんでて有名になりました。

また、現在1年ごとに交代している十二支ですが、かつては年だけでなく、日や時間も十二支が割り振られていました。午前2時頃の時間をさす「丑三どき」などは現在でも使われていますね。カレンダーをみると日付の横にも十二支が書かれていることがあります。

今我々が「土用の丑の日」と呼んでいる日は「立秋直前の丑が割り当てられた日」ということになります。

鰻とは何の関係もないですね。

我々は源内さんに担がれたまま250年も鰻を食べ続けているのでしょうか…。